はたらくくるま。
今も続いている外構工事。
別の場所に住んでいたので、家が建ち上がるまでの過程を毎日見ることはできなかったけれど、外構工事の様子は毎日眺めることが出来る。
昔からものが作り上がる様子を見るのが大好きなので、とても楽しみにしていた。
外構工事は家を中心にぐるりと囲むように行われる。
南正面には3台分の駐車スペース、玄関前のアプローチ。
東側は北側庭へのアプローチと、わんこの足を洗ったり出来る水栓スペース。
西側は店舗入口回りと北側庭へのアプローチ、1階寝室窓際にウッドデッキ。
北側は庭部分になり、高麗芝を全面に貼る。ドッグランスペースになる。
我が家は地域の緑地保全地区内なので、敷地の20%以上は植栽をしなければならない。
ほぼ北側の芝生で賄い、各アプローチに植栽もする予定になっている。
外構工事はたくさんの作業があり、いろいろな技術を持ったスタッフがやってくる。
その日は待ちに待った、正面の駐車スペースの工事。
剥き出しの土の上に停めていたので、雨が降ると泥になった土の上を歩いて車に乗り込まなくてはならなかったから、本当に助かる。
車は「軒先パーキング」を利用して、工事期間の2週間ほど移動済み。
前日までに木枠が設置され、鉄筋が張り巡らされていた。
我が家の前の通りがあまり広くはないので、小さめのミキサー車がまず到着。
こういう工事車両を見ると、なんだか嬉しくなってワクワクしてしまう。
子供がまだ小さな頃に見ていた子供番組で流れていた、「はたらくくるま」を口ずさみながら、2階のリビングの窓から作業をずっと眺めていた。
長い樋がミキサー車に取り付けられ、ドロドロとコンクリートが枠の中に流される。
それをスタッフがどんどん均していくのだけれど、これがすごい。
トンボのような道具を使って手早くススーっと手を入れていくと、艶々のスケートリンクのような表面になる。コンクリートの面積が広いので、何台かミキサー車が代わる代わるやって来ては、この作業が繰り返される。
長い時間をかけて作業が一通り終わると、養生をしてスタッフのチームは帰っていった。
そっと近づくと、まだ乾かない表面に手や足を差し込みたい衝動に駆られてしまった。
もちろんそんなことはしなかったけれど。
1週間もすれば安心して車も止められるようだけれど、心配なので10日あけた。
もう全然大丈夫だったけれど、完全に硬化するのは1ヶ月くらいかかるらしい。
このミキサー車をはじめ、小さいショベルカーも前に登場した。
作業をする車もそれを器用に扱うスタッフの姿も、飽きずにずっと見てしまう。
スタッフの方は、あまり嬉しくないかもしれないけれど。
今日は西側でデッキを作製してもらっている。
木をカットする音がキーンと響き、また私をワクワクさせてくれる。
ただ、うまく2階の窓から見えないのが残念。
本当なら1階寝室の窓からかぶりつきで見ていたいのだけれど、さすがにそれは憚れるので我慢している。出来上がりを楽しみにしておこう。
まだもう少し続く外構工事。
次はどんな「はたらくくるま」が来るのか楽しみに待っている。
この続きは、また次回。
sea you soon.