On the road〜海の街で

海街に家を建てて移り住むまでのよもやまばなし。から始まった、海街暮らしと日々のあれこれ

続・海街での1日。

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午前中アクティブに過ごしたら、子供とランチに出かける。

ありがたいことにランチのお店選びに迷うくらい、美味しいお店は近くにたくさんある。

山の方にある香りと食感が素晴らしい三色そばが名物のお蕎麦屋さん、お母さんが作ったような家庭的なおかずがメインの定食屋さん、地元野菜たっぷりのランチプレートが嬉しいカフェ。まだまだお気に入りのお店はある。夏の間だったら、ビーチに並ぶ海の家でランチする時も。わかめラーメンにかき氷、シンガポールチキンライス、ハンバーガーなどバラエティに富んだ海の家が軒を連ねている。これは、夏の楽しみ。

ランチを終えると、家で雑誌を広げてラジオを聴きながらお昼寝。夏なら、海でイヤホンを耳に砂浜に寝転がる。夕方になると、ワンコがお散歩の催促を始める。またのんびり浜に向かい浜の芝に腰を下ろして、富士山のシルエットが美しい雄大な夕景色を眺める。

山の向こうに夕日が沈み切ったトワイライトタイムには家に向かい、家の近くのイタリアンへ。地元産のフレッシュな有機野菜やお魚、お肉が頂けて、ワインリストもなかなか個性的で、種類が豊富。毎週通っても飽きないし、少し酔っても歩いて2〜3分の距離。スタッフの方も気さくな方達で、雰囲気が良くて大好きなお店。このお店のおかげで海街では、夜も料理をしなくて済む。夏はアジア料理がメインの海の家が10時くらいまで営業しているので、ビーチでご飯を食べることもある。ワンコも連れて入れるので、散歩のまま海に居座る。帰りは真っ暗なので、懐中電灯は必須。探検気分で砂浜を照らして、冷えた砂の上を星を見上げながらゆっくり歩く。

潮風に少し冷えた体を温めるためお風呂にゆっくりつかったら、早めに寝てしまう。体を使って遊んだり、よく歩くせいかぐっすり眠れる。また早朝にワンコに起こされてしまうのだけれど。

 

こんな1日を海街で送っていた。

長い休みの間はともかく、これを週末だけで済ますにはなかなか忙しい。滞在の始まりと終わりには掃除があるし、布団干し、雑草抜きや庭の片付けなどをこの合間にやらなくてはならない。日曜日の夕方には買い込んだ農産物やお魚と週末に出たゴミを車のトランクに詰め込んで、慌ただしく東京に向かう。帰りたくないな〜と思いながら。

 

そんなふうに何年か過ごして、ある時もう東京に帰るのはやめようと決意した。不動産情報は常に目にはしていたけれど、本腰を入れることにした。

この続きは、また次回。

sea you soon