On the road〜海の街で

海街に家を建てて移り住むまでのよもやまばなし。から始まった、海街暮らしと日々のあれこれ

ステイホーム。

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生活のベースである2階のプランがだいたい終わると、次は1階。

玄関や玄関周りの収納やポーチ、子供部屋、洗面所付きのトイレ、多目的室。

玄関は2階リビングとの繋がりで雰囲気も変えない。玄関収納はできるだけ広く取って、ハンガーラックをつけたい。コートを持って2階に上がらなくて済む。

ポーチは『夢ノート』の中にある憧れの背高アイアン門扉を取り入れた、Hさんのオリジナルデザインがとても気に入った。子供部屋はシンプルデザインで、子供にクロス等選ばせる。

多目的室は必要最低限のものを設えて、入居後落ち着いたらゆっくり検討することにしている。急ぐ必要はないので、何をどんな風にしたいかをあれこれ考える時間が今からとても楽しみ。

そして、とっぷり日も暮れて、さらに夜の闇に包まれての長い長いミーティングが終了。

帰りの車の中でその日のミーティングを振り返る。2、3点修正点が見つかって、自宅にに帰りつき次第、HさんとSさんにメールを送信。思いついたことはその日のうちに伝えておかないと、夫婦ですっかり忘れてしまったりするから危ない。

 

私達は東京に住んでいて、ミーティングのために海街に出かける。

夫も仕事で忙しいので頻繁に行き来できず、1回のミーティングの時間はどうしても長くなる。15時から始まったミーテングが22時前に終了ということもあった。これが最長記録。

家庭のあるハウスメーカー建築士HさんやインテリアコーディーネーターのSさんのご家族に謝りたいくらい。お父さん、お母さんを家に帰すのが遅くなってごめんなさいね。

お互いにたくさん用意した資料を見せ合い、話し合っていく時間は家づくりにはとても大切な要素。自分の思いを伝え、疑問点を解決し、一番良いところにたどり着くまで集中してじっくり検討していく。毎回、終わるとみんなヘトヘトになっている。

 

この辺りから段々とコロナの影響を受け出してきた。

 

大切なミーティングも何度かはZOOMにて行うことになったし、時間をかけてゆっくりたくさん回ろうと思っていたショウルームは、次々とCLOSEになった。

現物が実際に見られないまま、自粛期間に入ってしまった。ショウルームはいつ開くかわからない。そもそも、海外生産の建材などがきちんと日本に入ってくるのか。不安を残したまま、家づくりは前に進む。ショウルームは開いたらすぐに出かけられるように情報更新を怠らず、OPENをとにかく待ちわびた。

 

自粛期間と家づくりの大変な時期が重なってしまったけれど、ステイホームで他にやることもなく、家のことを考える時間だけはたくさんあった。悪いことばかりではない。

今まで決めたことを再チェックして、床材これにしたけれど、これだったらどうかな?ネットで施工例見つけられないかな?などと、カタログやHPを片っ端から開いた。何か素敵なものを見落としていないか、『夢ノート』と照らし合わせて確認できた。

疑問やリクエストがあれば、HさんとSさんにメールを送り、検討してもらう。この時期のメールのやり取りはすごい数になっていた。

 

 

この続きはまた次回。

sea you soon