On the road〜海の街で

海街に家を建てて移り住むまでのよもやまばなし。から始まった、海街暮らしと日々のあれこれ

見直し。

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だんだん家の工事が進むにつれて、急に不安になってきた。

何か大切なことを忘れていないか、まだ考えられる場所やものはないか?

最後の最後に決めた外構のプランにも費用がかかるので、何か絞れるところは無いかしら?と全部の見直しを始めた。

ハウスメーカーのHさんが既にだいぶ頑張ってくれていたので、なかなか節約ポイントが見つからない。値の張るものを順に確認していくと、まだ発注されていない大きいものが見つかった。

 

白にアイアンのブラックがポイントの我が家。

門扉、リビングの仕切り扉、階段上、手すりがアイアン。

この門扉の額が大きかったので、Hさんに施主支給でも構わないかを確認し、承諾をもらった。施主支給は施主が建具や資材など、家に必要なものを自前で用意して、ハウスメーカーさんに工事や設置をお願いする。工費や保管料などがかかる場合も多いので、その分も費用として考慮が必要。

 

早速、ロートアイアンの製作会社をネットでリサーチ。いくつかピックアップして、各社に問い合わせた。その中で、良い返事をいただいたのが、京都のロートアイアンデザイン会社D社。ハンドメイドであらゆる商品をオリジナルでデザインしてくれる。

関西で仕事をしている夫に、早速アポを取って向かってもらった。工房も兼ねたオフィスで実際の製作物も見せていただき、商品の説明も分かりやすくしてくださったという。担当の女性スタッフが大変優秀で、商品知識も豊富にあり要点を抑えた、効率の良いミーティングだったと感心していた。こちらも時間がないので、こういう方が担当だと本当に助かる。

話はすぐ決まり、製作してもらえる事になった。ただ、門扉のみ。リビングの仕切り扉はHさんが用意してくれるものの方が安かった。門扉だけでも費用はだいぶ抑えられる。

そもそも門扉は、私の『夢ノート』にあった門扉のデザインをそのままオーダーしたので、納期もどうにか間に合いそう。すぐにHさんに連絡を取り、京都のD社と詳細をやりとりしてもらう事になった。順調に話し合いは進んでるよう。

見直して良かった。

 

家づくりをしていると、お金の感覚が鈍くなる。

私は主婦なので、普段はスーパーマーケットで数十円単位で買うものを見極めている。クーポンだって、絶対見逃さない。なのに、家づくりを始めると大きな数字に慣れてしまう。10万円くらいの差なら、こっちにすればいいんじゃない?などと、なりがち。これがどんどん積もっていったら、すぐに予算なんて飛び越える。

面倒だけれど、やっぱり主婦の金銭感覚は鈍らせたくない。良いものは高いかもしれないけれど、こうして手間さえ惜しまなければ、少しでもお安く手に入る。

もちろんいつも快く無理な相談に乗って動いてくれる、Hさんの懐の深さもあってのことだけれど。

後悔しない家づくりには、パートナー選びから大切という事なのかもしれない。

 

この続きは、また次回。

sea you soon