On the road〜海の街で

海街に家を建てて移り住むまでのよもやまばなし。から始まった、海街暮らしと日々のあれこれ

不用品。

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海街の家は完成に近づいている。

ぼちぼち片付けを始めた。

 

まずは物の処分。

今までの引っ越しはより広いところに引っ越してきたのだけれど、今度は今より狭くなるので、覚悟してたくさんの物を手放さなければならない。かと言って、なるべくごみとしては捨てたくはない。

 

ある程度の値段がつきやすそうなものは、あらかじめメルカリで手間暇かけて売り払っていた。簡単には値がつきそうにないもの達(メルカリ2軍)は量もあるので、まとめてセカンドストリートへ。

結構使ったブランドのバッグや洋服、靴などをまとめて送った。査定額は期待できないけれども、持っていても使わないので異論はない。部屋がスッキリして、誰かが使ってくれるだけで満足。

 

そして本や漫画はブックオフに。

もう一度読み返したい厳選したものだけを手元に残した。子供も小さい頃からため込んでいたままの絵本や児童書、小説などを手放した。私が大好きな漫画をブックオフの段ボールに入れていたら、読みたいから自分が持っていくと子供が抱えていった。なんだか嬉しかった。

母子で本も漫画も大好きなので、捨てることはできない。発売日を楽しみにしてやっと買い集めたのだから、また誰かが手に取ってくれたらいいな。

 

ぬいぐるみは慈善団体に寄付。かなりの数あったので、だいぶ大きな段ボールに潰れないようにゆったり入れてあげた。小さい頃から私も子供もぬいぐるみが大好きで、いつも誕生日プレゼントのリクエストは、ふかふかフワフワの動物のぬいぐるみだった。どこかの国の子供をまた笑顔にしてあげて欲しいな。

 

幼い頃からたくさん遊んだ人形達。何人かのリカちゃんとリカちゃんファミリー、お友達のいずみちゃん、ジェニーちゃん、何人かのバービー。誰かに譲るにも、私達姉妹が散々遊んで、ポニーテールにしたり三つ編みしたりして髪の毛はボーボーだし、手や足は中の針金があちこちでひん曲がってしまっているので、正しいポジションが不明になっている。

もう孫の代までは回らなそうなので、人形供養をしてくださるお寺に預けた。

 

譲ることが難しい子供のクローゼットに眠っていたいろいろなガラクタは、残念ながら廃棄。

大きなゴミ袋を眺めて、子供がぽつり。

「もう物を買うのはやめよう...。」

それに気づいたなら、きっとこれからは吟味して物を買うようになるでしょう。

 

不要家具などは引っ越し屋さんに引き取ってもらおうと思っていたが、今は家具を引き取ってくれる引っ越し業者はあまりない。ブランド家具は買い取ってくれるところもあるけれど、いわゆる普段使いの家具は行き場がない。前のマンションから今のマンションの引っ越しの時にお世話になったなんでも引き取ってくれていた業者さんは、今は不用品の引き取りはやっていないので頼めない。

相場がわからないので、不用品引き取り業者さんに見積もりに来てもらった。思っていたより高価な見積額には、大きな家具は処分困難品になってしまい、処分の作業に人件費も含まれるそう。困ってしまった。

 

家具の処分は必須なので、ネットで調べたり、あちこち電話したりして、どうにか不用大型家具を引き取ってくれる引っ越し業者を見つけた。5点までということなので、他にもまだまだある不用品は住んでいる行政の粗大ごみに出すことにした。

小型の電化製品も引き取ってくれるので、とても便利だし、格安。

もちろん、運び出しは自分でやるのだけれど、持てないほどの重さや大きさのものもない。

全部で20点!!

「もう物を買うのやめよう...。」

子供と同じセリフが、ため息とともに出た。

 

この続きは、また次回。

sea you soon