On the road〜海の街で

海街に家を建てて移り住むまでのよもやまばなし。から始まった、海街暮らしと日々のあれこれ

水没。

f:id:mahinakea:20210206155327j:plain

ほとんどの人にとって、スマホは肌身離さず持つ物のひとつになった。

電話はもちろん、メールやLINE、PayPay、ネットショッピングなど、生活に必要不可欠な機能は数え上げたらキリがない。

中でも、私が重宝しているのはカメラ。

昔はデジカメを必ずバッグに忍ばせていて、なんでもない日常や思いがけず出会えた美しい景色などを写真に収めていた。

iPhoneを持つようになって、デジカメには引退してもらった。

画質は申し分ないし、人とシェアもしやすい。SNSを始めてからは、なおさら。

気軽に撮影できて、加工も簡単に出来るし、クラウド上に無限に保存もできる。

私にとっても、なくてはならない物。

 

ひとりで生活する時間が多くなって、気ままに時間を過ごしている。

やりたい時にやりたいことが出来る。

中でも、気兼ねなくのんびり入れるお風呂の時間は大好きな時間。

お気に入りの入浴剤を入れて、のんびり湯船に浸かる。

音楽を聞いたりお気に入りのYouTubeを見たりするので、iPhoneをバスルームに持ち込んでいる。

だってiPhoneは防水だもの。

と、思っていた。

 

その日はお気に入りのYouTubeの配信日。ゆっくりお湯に浸かりながら楽しんだ。

汗もほどよくかいてシャワーを浴びようと洗い場に踏み込んだ瞬間、ボチャっと音がした。

窓辺に置いたはずのiPhoneが底に沈んでいる。

慌てて取り出し、バスタオルで包み水分を吸わせておいた。

シャワーを済ませて、バスルームから出て画面をチェックすると、ついたり消えたりしている。明らかにおかしい。

iPhoneは防水じゃなかったっけ?

なんの操作もできないし、相変わらず画面は勝手についたり消えたりを繰り返している。

バックアップはちゃんとしてあった?どうしよう!

確認する術もなく、とりあえずiPadで情報を集める。

とにかく乾燥が大切なので水分を拭き取る、SIMカードは抜いておく。

乾燥後は乾燥剤を入れたジップロックに入れておく。

ふむふむ。

次の日は午前中から都内に行く予定があり、恵比寿の修理屋さんに予約を入れた。

 

次の日の朝、出汁パックに入っていた乾燥剤を入れたジップロックiPhoneを入れて出かけた。

修理屋さん曰く、

「正直、水没の場合に直る可能性は50%です。もし、直らなくても修理代はお返しできないんです。どうしますか?」

修理代、およそ3万円。

iPhoneの月賦はまだ1年ほど残っているはずだけれど、これは買った方が安いのかも。

修理屋さんにお断りして、そのまま近くのソフトバンクのショップに飛び込んだ。

事情を話すと、修理には時間も費用もかかってしまうとのこと。

今は予約制なので、用事が終わる13時半に予約を入れた。

たまたま都合のつく時間に空いていて良かった。

 

予約時間に再びショップに向かい、ジップロックに入ったiPhoneをスタッフのお兄さんに渡した。

やはりしっかり浸水してしまっているので、買い替えが一番良いとのことで買い換えることにした。

お兄さんによれば、基本iPhoneは湯船に沈んだくらいでは大丈夫らしい。

ただ、私の iPhoneは経年劣化で防水加工が機能しなかった。

SIMカードを出し入れする場所のパッキンが弱くなっていたらしい。

出し入れした記憶はないけれど、毎日酷使しているのだから劣化は仕方ない。

ユーチューバーのヒカキンがiPhoneが本当に防水なのか実験した動画があったそうだけれど、その時も大丈夫だったらしい(お兄さん談)。

新しいiPhone 12を手に入れ、データもちゃんとバックアップしてあり、使用していたiPhone Xも下取りに出したので月賦の返済も0になった。

 

そういえば、私の住む海街にソフトバンクショップはない。

隣町まで行かなくてはならなかった。

たまたま都内に用事があって予約も空いていたので、すんなり買い換えることができた。

無いとたいそう不便な物だから、本当に良かった。

 iPhone12は画質がとても綺麗なので、これから海の写真をたくさん撮りたい。

もちろん、水没に気をつけて。

 

この続きは、また次回。

sea you soon.